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涅槃会と春彼岸会


『暑さ寒さも彼岸まで』 と、そう簡単に切り替わるわけではありませんが段々と暖かくなり、そうかと思えば雪がドカッと降ったりしながら今年も春のお彼岸となりました。

↑この時期のドカ雪にはビックリします

さて、一般的にお彼岸とは「春分の日と秋分の日を中日として、その前後3日ずつ、合わせて7日間の期間のこと。この期間は、我々の普段過ごす悩み苦しみの多いこちらの世界である此岸(しがん)から、仏の世界・悟りの世界であるあちらの岸である彼岸(ひがん)へと渡る為に修行する期間」と言われております。此岸と彼岸の間の川を修行という舟で渡るというイメージでしょうか。 しかし、曹洞宗を開かれた道元禅師は、我々はもともと仏だから修行が出来るのだと、此岸と彼岸を分けることなく、修行しているその時、そこが彼岸なのだ。ということを示されております。 修行をして階段を登った先に仏となるのではなく、行じているその時、そこで、そのまま仏なのだということです。 つまり、此岸はもともと彼岸だったのだと気づく事。それが修行なのです。

彼岸法要の後には、イス坐禅も行います。

此岸にもいるけども、同時に彼岸にもいるのだと気付いてみましょう。 涅槃会・春彼岸会

3月21日(春分の日)午前11時より  1時間半程

※終了後には団子まきを行いますので、袋をご持参ください。


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