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令和2年度 秋彼岸法要について


皆さんこんにちは。

先週までの真夏日が嘘のように肌寒くなりました。もうストーブを焚こうかという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


さて、だんだんとコロナウイルスも落ち着きをみせてきておりますが、これから色々と緩みますので気をつけたいものです。

気をつけて対策をすることと、不安がる事は別物です。皆さんは外を歩く時に車に気をつけて歩くと思いますが、不安がって歩いてはいないと思います。しっかり歩道を歩いて信号で止まって、そうすれば何も不安がらなくて良い。コロナウイルスにも同じく、しっかり気をつけて対策をした上で、不安がらずに生きていく。というのが大切かと思います。

距離を取ったりマスクをしたり、消毒をしたりと体の健康面には様々なメディアでも十分喚起注意されている一方で、あまり取り上げられていないのが精神面です。体のことは大袈裟な程とりあげられます。芸能人ともなると体の調子が悪いだけでニュースになる時代となっております。しかし心の状態が悪くなっても公になりません。そもそも誰にも相談できない方も多いのではないでしょうか?

そんな時こそお寺、お坊さんの出番だと思っております。

『布施行』には三種類あります。一つ目は『財施』これは金銭や衣服食料などを施すことで、お布施と聞いてパッとイメージするものかと思われます。二つ目が『法施』これは仏の教えを説くこと、つまりお坊さんのお経や説法です。三つ目が『無畏施』これは恐怖や不安を取り除くことです。この三つ目の無畏施こそが、今こんな時だからこそ必要とされているように感じます。それをするのがお坊さんの役目でもある。だからこんな時こそお寺は開放していかなければならないのだと思っております。


電話、FAX、メール、お手紙、何でも結構です。お悩みをお聞かせくださいね。


【秋彼岸法要】

九月二十二日(月)

午前十時より

お盆に引き続き現在の状況を鑑み密集・密接を防ぐため、今年度の秋彼岸法要も我々僧侶のみで内献とし、檀信徒の皆様には法要参列はお控えいただき、本堂正面入口に香炉をご用意いたしますので、お寺にお越しの際は順次お焼香くださいますようお願い申し上げます。

尚、この様な状況下でありますので、法要後の昼食は中止とさせていただきます。又、納骨堂での読経につきましては、当日は法要前後に承ります。お彼岸前の大掃除も山内の我々のみにて行います。


何卒ご理解ご協力の程よろしくお願いします。

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